2014/06/12
プロフェッショナルな写真を撮影するための簡単な方法9カ条

Digital Camera Worldは、海外で販売されているカメラ雑誌です。
サイトもあるのですが、ブログはとても有用な情報が多く、少しでも写真にご興味がある方は必見の海外ブログといってもいいでしょう。
今回はそんなDigital Camera Worldのなかから、プロフェッショナルな写真を撮影するための簡単な方法9カ条があったので、かいつまんでご紹介させていただきます。
私、写真がうまくなりたいのですが、自分の腕を棚に上げ、機材のせいにばかりしていました。
しかし、今回のこの9カ条を見るに基本的な部分を結構おろそかにしていることに気が付きます。
この9カ条を心に刻み、プロの作品に近づくためにがんばるぞ!
余計なものを入れない!
photo credit: This Year’s Love via photopin cc
至極当然のことですが、画面内に余計なものを入れないようにしましょう。
プロフェッショナルと呼ばれる方が撮影した写真には、本当に余分なものが写っていません。
芝生のうえにある落ち葉だとか、風景を撮影するときの電線だったりとか、ポートレイト時の柱や梁などなど。
テーマを邪魔するようは無数に存在します。
あまりにも邪魔者が多いので、撮影者本人は案外気にしなくなるものですが、視聴者が写真を見た場合に、テーマに集中できなくなってしまいます。
視聴者が、もっとも重要な要素に集中できる環境を整えてあげること。これがプロへの第一歩です。
細部に徹底的にこだわる
1と関連することですが、細部に徹底的にこだわりましょう。
布のシワ、顔にかかっている数本の髪の毛、反射物への余計な映り込み、お皿に端についたわずかなソース、汚れ、ゴミ、ホコリ……。
撮影する前に、フレーム周りを目でスキャンする習慣を身につけましょう。
撮影前のプロをじっくり観察してください。
撮影前に、どれだけプロが「スキャン」に時間をかけ、神経を集中させているか。
ある意味、ここで勝負が決まるといっても過言ではりません。
ライティングを行う
photo credit: Frans & all via photopin cc
スタジオや室内撮影に限らず、屋外であってもライティングを行うようにしましょう。
ストロボやレフ板を活用して、気まぐれな光=太陽をコントロールするようにしましょう。
カメラ本体やレンズにお金をかける前に、光をコントロール術を身につけましょう。
プロと呼ばれる人ほど、光を巧みにコントロールします。
タイミングを捉える
photo credit: spettacolopuro via photopin cc
「決定的瞬間」というあまりにも有名な言葉を最初に語ったのは、カルティエ=ブレッソンですが、決定的瞬間を捉えることは撮影するものにとって非常に重要な要素です。
対象物から目を離さず、「その瞬間」が訪れるのを忍耐強く待ちましょう。
今来なくても、1秒後に訪れるかもしれません。
そして、その瞬間を捉えるために、光や天候、余分やものや細部に気を配り、いつでも撮影できる態勢を整えておくことです。
そうすれは、偉大な写真を撮影することができるでしょう。
水平を意識する
photo credit: davidyuweb via photopin cc
被写体に集中すると、ついつい疎かになってしまうのが水平線。
わざと傾けた効果を狙って撮影する場合は別として、水平線は必ずとれていなければなりません。
ところが水平線をとるのは結構難しいものです。
プロでも水平でない場合が多々あります。
なれないうちは、ファインダーの水準機能を使ったり、ホットシュー用の水準器を装着したりして、常に水平を意識するようにしましょう。
ホコリを除去する
photo credit: mr. nightshade via photopin cc
レンズやセンサーには、気が付かないうちに無数のホコリが付着してしまうものです。
それを忘れたまま撮影すると、思わぬ汚れとなって作品に現れてきます。
レタッチでゴミを取り除くのは基本中の基本ですが、ゴミが少なければ少ないほど、作業時間の短縮につながり、本来の重要なレタッチに時間を割くことができます。
ホコリと同様、作業時間のムダも省くべきなのです。
すべて取り除くのは不可能ですが、撮影前後には必ずレンズとセンサーをブロアして、ほこりを取り除く習慣を身につけましょう。
シャープにする
photo credit: {Ellie} via photopin cc
作品をシャープにすることを心がけましょう。
シャープにする場合には、まずRAWで撮影して、現像する際にシャープを適用するのがいいでしょう。
ただし、くれぐれもやり過ぎないこと。
最高の結果が得られるよう調整しましょう。
キーラインをつける
photo credit: recursion_see_recursion via photopin cc
白い背景や白い被写体を撮影すると、しばしば枠線=キーラインが明確でなくなる場合があります。
しかし、薄いキーラインがあると、画像をより明確にしてくれます。
Photoshopでキーラインを追加する場合は、「レイヤースタイル>境界線」を選択します。
線の色と太さを選択すれば、キーラインを簡単につけることができます。
編集する
photo credit: Quang Minh (YILKA) via photopin cc
自分が撮影した写真を常にチェックして、よくとれているものと、そうでないものを選別するようにしましょう。
数多くのダメな写真からいい写真を選ぶのではなく、いい写真のなかから、最高の写真を選ぶようにしましょう。
そうすれば、写真の腕は自ずと上がるはずです。
いつまでも、ダメな写真を置いておく必要はありません。
ダメな写真を鑑賞する時間がもったいないですから。
ここまでは、10 easy ways to make your photos look more professionalをもとに作成しました
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