2014/05/13
Photoshopを使ってメタリック/クロームなシェイプを作成する方法:海外チュートリアル翻訳01
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海外のサイトにはPhotoshopやIllustratorをはじめとした代表的なソフトを使ったチュートリアルが非常にたくさんあります。
これがどれもこれも、とっても勉強になるものばかりでして。
しかも出来上がりのクオリティがすごいものが多い。
勉強になるだけでなく、楽しくもあります。
そこで当ブログでは、海外のチュートリアルのなかから、初心者の方でも実践できそうなチュートリアルをランダムにピックアップして、少しずつご紹介していきたいと思います。
といいながら、自分の復習&スキルアップも兼ねています。
英語の翻訳間違いなどもあるかと思いますが、そのあたりは優しくご指摘いただければ幸いです。
第1回目となる今回は、Photoshopを使ってメタルちっくなシェイプをつくる方法です。
背景レイヤー
ファイルサイズは今回、800px×800pxにしました。
カラー設定は以下のとおりにして、「ツールパレット」から「グラデーションツール」を選択して(設定は円形グラデーション)塗りつぶします。
描画色 – #93cc1a
背景色 – #7eb704
エッジにシャドウを入れる
エッジにシャドウを入れます。
「新規レイヤー」を作成し、描画色をブラックに。
「ブラシツール」の「ソフトブラシ」を選択して、エッジに影をつけていきます。
(ブラシの大きさ、流量などはお好みで)
塗り終わったら、レイヤーの不透明度を10〜30%にします。
ぼかしを入れてさらに自然に
先ほど作成したレイヤーを選択し、「フィルター」>「ぼかし」>「ぼかし(ガウス)」を選択します。
半径は20pxぐらいにしましょう。
これで、グラデーションツールだけでは出せない、自然なタッチを表現できます。
背景に模様を入れる
背景に少しだけ装飾を施します。
なんでもいいのですが、ツールパレットから文字ツールを選択し「S」を入力します。
塗りは #cecfd0 とします。
大きく拡大し(「編集」>「変形・拡大」などを使って)配置します。
続いて文字を描いたレイヤーを選択して「乗算」にします。
Sを複製して、画像のように配置します。
エンブレムを描く
エンブレムを描きます。
ツールパレットから「シェイプツール」>「カスタムシェイプツール」を選択します。
上部メニューパレットの「シェイプ」から「エンブレム」を選択。
描画色は #cecfd0 にして、シェイプを描きます。
レイヤースタイルでドロップシャドウ、境界線を施す
作成したカスタムシェイプに、レイヤースタイルを施します。
カスタムシェイプが描かれたレイヤーを選択し、「新規レイヤースタイル」>「ドロップシャドウ」を選びます。
ドロップシャドウのポイントはなんといっても、「かすか」に施すこと。
強すぎるドロップシャドウはクールな印象を損ないます。
ここでは下記のような設定にしていますが、お好みで調整を。
続いては「境界線」を選択し、図のように設定します。
「塗りつぶしタイプ」は円形グラデーションで、うすいグレー〜グレー〜うすいグレーというグラデにします。
さらに、グラデーションオーバレイを施す
さらに「グラデーションオーバレイ」を追加します。
ここでのグラデーションは、さきほど境界線で作成したグラデーションとおなじ形です。
ベベルとエンボスを加える
続いて、立体感を持たせるために「ベベルとエンボス」を加えます。
メタリッククロームのような印象を持たせるには、構造のサイズを大きくすることによって得られます。
「陰影」は「ローリングスロープ」に。
さらに、輪郭にチェックを入れて、調整します。
それぞれのサイズは自分の感覚で「ここだ」という数値になるまで調整します。
全体の様子を見て再調整して完成!
最後に、全体の様子を確認し、レイヤースタイルの値を調整して見栄えを良くしていきます。
お疲れ様でした。完成です。
Photoshopをマスターするのに必須な書籍
Photoshopに慣れるのだったら、いきなりWEBで公開されているチュートリアルをガンガン実践していくだけでもいいのですが、やはり最初は全体を知る上でも、数冊の書籍を読んで練習なされることをおすすめします。
現段階で役立つPhotoshop本は次のような感じです。
また、こうした本を読んで実践してから、海外のチュートリアルを見ると、理解するスピードが格段に変わってきます。
Adobe Photoshop CS6 パーフェクトマスター
掲載されている例があまりよろしくないのですが、Photoshopの全体像を把握するには、やっぱりこれでしょう。
辞書的な意味合いで利用しています。
amazonの場合
Adobe Photoshop CS6 パーフェクトマスター―Adobe Photoshop CS6/Extended/CS5/CS4/CS3対応 Windows/Mac OS X対応
楽天ショップの場合
Adobe Photoshop CS6パーフェクトマスター
Photoshopデザインメソッド
個人的に井上本が好きなもので。
なぜ好きかというと、素材の作り方がとっても参考になるからです。
なかには、周りくどい作り方のものもありますが、そのへんは各自でアレンジしてつくるということで。
amazonの場合
Photoshopデザインメソッド
楽天ショップの場合
Photoshopデザインメソッド
Photoshopデザインラボ-プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-[改訂第二版]
つくってみたい! トライしてみたい!と思える例ばかり。
技術的なこともハイレベルで、とっても参考になります。
amazonの場合
Photoshopデザインラボ -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-[改訂第二版]
楽天ショップの場合
Photoshopデザインラボ改訂第2版
Photoshop 10年使える逆引き手帖
基本的なテクニックを学ぶのに最適な一冊。
例もキレイで、好感が持てます。
amazonの場合
Photoshop 10年使える逆引き手帖 【CS4/CS3/CS2/CS/7.0対応】
楽天ショップの場合
Photoshop 10年使える逆引き手帖
神速Photoshop
ある程度、Photoshopに慣れてきたと思った頃に読むと、とっても役立ちます。
「こんなやり方があったの!」と思えるような出合いがたくさん待っていますよ。
姉妹本に「神速Photoshop [Webデザイン編]」もあります。
amazonの場合
神速Photoshop [グラフィックデザイン編]
楽天ショップの場合
神速Photoshop(グラフィックデザイン編)]
ここまでは「Metallic Styles in Photoshop」をもとに作成ました。
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