個人的に役立ったデザイン素材やTips、WEBサービス、役立つグッズ、あれやこれやをご紹介

脱初心者!Photoshopを使用するなら注意したい11のこと

Photoshopを使っている方は多いと思います。
でも、先生や先輩などについて教えてもらった場合は別として、独学で学んでいると、知らず知らずのうちに、非効率になる使い方をしていたということがあると思います。
Photoshopを使うんだったら、できれば効率的に作業を行いたいですよね。
そこで今回は、作業を効率的に行うなら、ぜひとも気をつけておきたい10項目をまとめてみました。
たった10項目ですが、作業時間が大幅に変わってくると思うので、知らなかったという人はぜひ気をつけてみてください。

ショートカットを使う

wallpaper-photoshop
Photoshopには数多くの便利なショートカットがあります。
これを使わず、すべてをマウス操作だけで行っていたのでは、作業時間が大幅に違ってきます。
ぜひともショートカットを覚えて、作業効率をアップさせてください。

定期的に「保存」を行う

save
PhotoshopやIllustratorで作業に没頭していると、ついつい保存するのを忘れてしまい、フリーズしてこれまでのデータがお釈迦になる。そんな経験はありません?
こまめな保存は作業効率を大幅にアップさせる結果につながります。
定期的に保存するクセをつけておきましょう。

レイヤーとフォルダーを利用する

secret01
Photoshopのもっとも大きな特長、それはレイヤーの存在でしょう。
レイヤーはむちゃくちゃ便利です。
レイヤーはどんどんつくって、ガンガン利用しましょう。
たとえば、写真を触る場合も、オリジナルはぜったい触らず、レイヤーを複製して利用しましょう。
こうしておけば、失敗してもすぐにもとに戻せます。
レイヤーが増えたら、グループ分けしてレイヤーパネルを整理しましょう。

レイヤーマスク、スマーオブジェクトを利用する

layermask
レイヤーマスクやスマートオブジェクトを利用していますか?
これははもとの画像を変更・劣化させることなく、編集ができてしまう大変便利な機能です。
背景を消す場合には、消しゴムツールを使うのではなくレイヤーマスクを。
リサイズツールを使うのではなく、スマーオブジェクトを利用するようにしましょう。
またpsdファイルで保存しておくのも重要です。

ストックフォトサービスに頼り過ぎない

stock
ストックフォトは非常に便利ですし、作業時間を大幅に短縮してくれます。
しかし、ストックフォトサービスばかりに頼っていては、Photoshopの技能が鈍ってきます。
自分で写真を合成、レタッチできる技術を普段から磨くようにしましょう。

CMYKモードを標準モードにしないこと

subtractivecolour
CMYKで印刷する明確な目的がある場合を除いて、CMYKモードをデフォルトに設定しなようにしましょう。
CMYKモードのままだと、多くの機能が制限される場合があります。
RGBモードで作業を行い、必要な場合だけCMYKに変換するようにしましょう。
ただし、CMYKに変換した場合は、写真が全体的に暗くなることがあるので、注意が必要です。

度が過ぎたレタッチをしないように

photoshop_failure_graphics_12
作業に没頭しすぎると、レタッチを必要以上にしてしまうことがありますが、写真をみる読者や視聴者は違和感を感じます。
ほどほどでとどめるほうが、違和感がなく、完成度が増します。
「やりすぎ」はくれぐれも注意しましょう。

なんにでもPhotoshopを利用しないこと

sketch
Photoshopは大変すぐれたツールですが、なんでもかんでもPhotoshopを利用しないようにしましょう。
たとえば、ロゴ制作などは圧倒的にillustratorが適していますし、誌面デザインはInDesignがすぐれいています。
適した場面で利用して、能力を最大限に活かしましょう。

「彩度を下げる」で白黒写真を作らないこと

Monique
(photo by Monique
白黒写真をつくるとき、みなさんはどうしていますか。
メインメニューから「イメージ」>「色調補正」>「彩度を下げる」としていませんか。
このままで表現力豊かな白黒写真にはなりません。
「彩度を下げる」ではなく、メインメニューから「イメージ」>「色調補正」>「チャンネルミキサー」を選択し、「モノクロ」にチェックを入れてください。
つづいて、レッド、ブルー、グリーンの3色を使って設定を加えれば、表現力豊かな白黒写真ができあがります。
また、メインメニューから「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「白黒」を使っても、印象的な白黒写真が出来上がります。

72dpiで作業をしないこと

72dpi
Photoshopではデフォルトが72dpiになっています。
このままで作業をしていませんか?
しかし、通常は72dpiのままでは、適していない場面が多々出てきてしまいます。
WEBのデザイン以外では、300dpiで作業するようにしましょう。

最適な「黒」を使いましょう

blac
CMYKで黒を表現したいとき、K=100にしていませんか?
しかし、このままでは濃い灰色にしているだけで、表現力のある「黒」とはいえません。
印象的な黒にしたいときには「C=90, M=90, Y=30, K=100」としましょう。
表現力のある「黒」になります。
大きなサイズの文字を「黒」にしてデザインしたいときには、「C=90, M=60, Y=30, K=100」とすれば、パンチのある「黒」を表現できます。

お役に立てましたら、以下どれでも結構のですので、ポチリと……。

  • 0
  • 0
  • 1
  • 2

Amazonアソシエイト・プログラム規約による記載
当サイトはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

Amazonがアートカテゴリーのストアをオープン「Amazon Fine Art」

芸術もAmazonで手軽に買える!アートストア「Amazon Fine Art」がオープン

Amazonがアートカテゴリーのストアをオープンさせました。 その名も「Amazon Fine A

記事を読む

商用利用可!Photoshop用シームレスグリッドパターン120+

商用でも無料で使えるPhotoshop用のシームレスグリッドパターンがあったのでご紹介。 シンプル

記事を読む

最初の印象がまるで違う!この名刺デザインがすごいベスト35

最初の印象がまるで違う!この名刺デザインがすごいベスト35

名刺を差し出した瞬間の第一印象が数段アップする、すごいインパクトのデザイン名刺をご紹介。 限られた

記事を読む

無料で使えるキラキラした星・輝きのPhotoshop用無料ブラシ28セット

今回は、ゴージャス感や希少性を演出したいときに役立つ星や輝きなどの素材をご紹介します。 無料で利用

記事を読む

「仕事を頼みたい」と思わせる名刺ビジネスカード・コレクション1000+第3部

名刺の役割はなんといっても、自分らしさの表現でしょう。 限られたスペースのなかで、相手の心を一瞬で

記事を読む

インパクトの演出に!集中線/効果線のPhotoshop用無料ブラシ&カスタムシェイプ170+

バナーの制作やランディングページなどでインパクトを出すために集中線/効果線を利用することはありません

記事を読む

商用利用可!ベクター形式の無料のシームレスパターン100種類が同梱された「Free download: 100 repeating vector patterns from freepik.com」

デザインで非常に役立つシームレスパターン。 Photoshop用のシームレスパターン素材は結構見か

記事を読む

パッケージ/プロダクトデザインvol.33 参考になる優れたデザインをご紹介

デザイン性・アイディアに富んだパッケージ/プロダクトデザインvol.33

優れたパッケージデザイン・プロダクトデザインをご紹介している金曜日企画、第33回目です。 33回目

記事を読む

商用無料の高画質画像配布サイト40+を横断検索できる便利サービス「LibreStock」

商用無料の高画質画像配布サイト40+を横断検索できる便利サービス「LibreStock」

商用無料の画像配布サイトのうち、高画質な写真を提供している40以上のサイトを横断検索できる便利サービ

記事を読む

無料で使えるPhotoshop用鉛筆/ペンシルブラシ

無料で使えるPhotoshop用の鉛筆/ペンシルブラシ250+

無料で使えるPhotoshop用の鉛筆/ペンシルブラシをご紹介します。。 Photoshopで手書

記事を読む