2013/10/17
画像を使わずにCSSとWEBフォントを利用してアイコンボタンをつくる方法
アイコンに画像を利用せず、WEBフォントとCSSを使って表現する方法が徐々に増えています。
画像を利用するのに比べて、メンテナンス、明瞭度、軽いなどの点で優れており、今後いっそう増えていきそうです。
今回はそんなアイコンに画像を利用せず、WEBフォントとCSSを使って表現する方法が「Create No Image Icons in CSS3 Tutorial – Bloom Web Design」で紹介されていたのでご紹介します。
画像を使わずにCSSだけでアイコンをつくる方法

今回はEntypo fontというWEBフォントを利用します。
サンプルデータとフォントは、Create No Image Icons in CSS3 Tutorial – Bloom Web Designのサイトからダウンロードできます。
TwitterもしくはFacebookアカウントを利用して入手してください。
それでは早速はじめてみましょう。
HTMLを記述する
まずはHTMLです。
以下のように準備します。
見ておわかりと思いますが、指定したclass名に対して、cssで定義してWEBフォントを表示するというやり方になります。
|
1 |
<a href="#" class="one" title="Icon 1"></a> |
@font-faceを定義する
webフォントを利用するために、@font-faceを以下のように定義します。
以下の書き方で、主要ブラウザからie8以下まで表示させることができます。
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 |
@font-face { font-family: 'entyporegular'; src: url('Entypo-webfont.eot'); /*ieだけがサポートしている形式*/ src: url('Entypo-webfont.eot?#iefix') format('embedded-opentype'), url('Entypo-webfont.woff') format('woff'), url('Entypo-webfont.ttf') format('truetype'), url('Entypo-webfont.svg#entyporegular') format('svg'); font-weight: normal; font-style: normal; } |
cssを定義する
htmlで指定したclass名に対してcssを定義していきます。
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 |
.one { /*General*/ display: block; text-decoration: none; /*Font*/ font-family: 'entyporegular'; text-align: center; font-size:50px; line-height:1.4; font-weight:regular; color: white; /*Background*/ background-color: #4ed18f; width:70px; height:70px; -moz-border-radius:3px; -webkit-border-radius:3px; border-radius:5px; } |
contentプロパティでアイコンを読み込む
準備が整いましたが、このままでは肝心のアイコンが表示されません。
htmlのa要素になにも記述されていないためです。
そこでcontentプロパティを利用して、表示させたいアイコンを記述します。
ここでは、木の葉マークを入れます。
木の葉マークはEntypo fontではアルファベットGにあたります。
ですから以下のように記述します。
|
1 2 3 4 5 |
.one:after { content: "G"; } |
以上で完成です。
こちらの記事で作成したサプンルです。
ご参考にどうぞ。
sample
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